【埼玉県川口市】済生会川口乳児院の保育士・看護師求人、給料、賞与情報

埼玉県川口市にある『済生会川口乳児院』の特徴は、済生会川口総合病院に併設されており、社会福祉事業の一部門を担っています。

つまり、病院に併設された乳児院ということです。病院に併設されているため、体調を崩しやすく、変化の多い乳児も安心して預かれます。

また、この園では四つの特徴をあげています。

・児を尊重した保育の柔軟性
・児の担当制
・個別保育の導入
・親子関係を深めるための面会・外出泊の奨励

30名という割と乳児院の中では中～大規模ですが、中を覗くときちんと個別対応を重視する保育を導入しています。

子ども達一人ひとりの個性や性格傾向に合わせ、保育者が対応を変えることを大切にしています。保育が指す「平等」とは、本来この意味でつかわれています。

保育者としての基礎的な力を鍛えることもできる、非常に素晴らしい乳児院です。

また、親子関係の再構築にも力を入れており、つい慎重になってしまう面会・外泊に関しても奨励しています。

乳児院には何らかの事情で養育が困難になってしまった子が預けられます。その理由は保護者の病気や兄弟児の世話などのしかたない理由もありますが、中には虐待やネグレクトの場合もあります。

もともと親子関係に距離のある状態で、乳児院へと子ども達が預けられて物理的にも距離ができてしまうと、親子関係の修復は難しくなります。

そこで、済生会川口乳児院では保護者への心理的ケア・育児アドバイスを行って子ども達が帰れる環境作りに力を入れ、保護者が面会や外泊をできる精神状態・環境を得られるように支援を行います。

子どもを預かるだけでは、親子関係の問題も、虐待などの問題も解決しません。済生会川口乳児院では根本的な問題解決を行うことで、子ども達と保護者が再び暮らせるようにしています。

済生会川口乳児院の保育士求人、給料、休日について

※閲覧時期やその他の事情により、最新の情報と異なる場合があります。もっと詳しい求人情報についてはご自身で確認をお願い致します。

最初に目を引かれるのが年休の多さでしょう。120日を超える年休をくれる乳児院はなかなかありませんし、保育業界を見渡してもかなり珍しい求人です。

年休を90日超えればいいほど激務である保育士にとって、この年休日数はかなり魅力的です。

給与も、この年休数に対して最低でも17万円を超え、手当などを含めると毎月だいたい20万円前後は必ずもらえます。保育士の平均給与が約18万円なので、平均以上の給与がもらえる点でもかなりの高待遇と言えるでしょう。

そして、手当が厚いのにも注目です。ここまで手当を厚く福利厚生の充実した乳児院・求人は見当たりません。求人は見た様子ではすぐに締め切られているようですから、募集が出たときがチャンスです。

済生会川口乳児院の看護師求人、給料、賞与について

※閲覧時期やその他の事情により、最新の情報と異なる場合があります。もっと詳しい求人情報についてはご自身で確認をお願い致します。

公共交通機関を使った際の通勤手当については記載がありませんでしたが、マイカー通勤は可能です。

夜勤を含めれば毎月必ず27万円前後はもらえるので、乳児院で働く看護師としては給与はかなり良いと言えます。また、年休が保育士と同じで123日とれるのは嬉しいですね。

賞与も1年に2回、3.95ヶ月分とかなり多くもらえるので、福利厚生面・給与面から見ても狙い目求人だと言えます。

乳児院は精神的・肉体的にも負荷の大きな仕事ですが、この年休数あればしっかりと身体も心も休ませながら仕事に取り組めるので長く勤めることができます。

【埼玉県川口市】済生会川口乳児院の基本情報

保育士・看護師ともに正社員登用を行っています。正社員になると上記のような123日というかなりの年休と、手厚い福利厚生を受けることができます。

また、注目したいのは保育士の入職時の有給付与です。通常ならば勤続半年程度で付与される有休が、なんと入職直後から付与されます。

また、他の乳児院では目にしない珍しい医療費優遇制度も取り入れています。医療費の負担が軽くなるのはかなり助かりますね。

30名でも担当制保育制度を導入しているので、担当の子どもと時間をかけて愛着形成を行えます。

乳児院によっては集団保育で社会性を養う狙いをもっているところもありますが、子どもと個別に向き合うことを学びたい保育士、看護師にはこちらの乳児院をお勧めします。

済生会川口乳児院の掲げる理念と基本方針、目標について

済生会の社会的役割を理解し、心身共に健やかに成長できるよう保育看護を提供し、児童と保護者を支援します。

子どもと保護者、両方の心理ケアを行いつつ、子ども達が安心して成長できる環境作りに取り組もうという前向きな理念です。

1.根拠に基づいた適切な養育の提供。
2.児童の権利を尊重し、健康と安全性を高める。
3.親子の絆を大切に、家族との信頼関係を築き連携を図り家庭復帰を支援する。
4.病気や障害を持つ児童は、必要な医療を受けながら健康に育つよう援助する。

次に、基本方針です。

子ども達の持つ権利をきちんと尊重し、「施設だから」と子ども達に我慢を強いる場面がないように配慮できている非常に素晴らしい目標です。

乳児院は重度心身障害児(※24時間医療が必要な場合)以外は、基本的に障害を持っていても預かりを行います。

その子の障害に向き合い、どうすればその子が障害と上手く付き合いながら生きていけるか考え、健康かつ安全に発達できるように障害児教育・配慮を行います。

1.児童の健康と安全の確保。
2.基本的生活習慣の取得。
3.情緒の安定を図り、精神・身体の発達を促す。
4.遊びや経験を通して、社会性を身につける。

最後に目標です。

乳児院には、どうしても子どもを取り返したい保護者がやってきたり、まだ精神的・経済的に安定していないながら子どもを引き取りたいと保護者が言い出すこともあります。

そうしたさいに、毅然とした態度で保護者と話を行い、保護者が安全かつ安心して子どもを養育できる環境になるまでは引き渡さずに子どもを守る役割も、保育者は担わなければいけません。

乳児期でも、保護者からネグレクトを受けたり、昼夜逆転の生活を行っていると、大人同様に夜に眠れなくなったりすることがあります。

こうした子ども達には正しい生活リズムを身に付けさせ、きちんと夜に寝て朝に起き、昼に活動をする生活習慣を身に付けさせます。

保護者も子どもが正しい生活習慣を身に付けているだけで、ずいぶんと楽になるので、保護者にとっても子どもにとっても大切な目標です。

子ども達は遊びの中で社会性・人間関係の構築を身に付けていきます。

まずはその遊びを楽しめるように見守り、遊びを楽しめない子には楽しめるように工夫を施し、子ども達が遊びの中で身に付けることのできる社会性を得られる環境・精神発達作りが求められます。子ども達の発達をよく理解した素晴らしい目標です。