【東京都中野区】聖オディリアホーム乳児院の保育士・看護師求人、給料、賞与情報

東京都中野区にある『聖オディリアホーム乳児院』の特徴は、昭和16年にシスター・オディリア・レーマンによって開設された、歴史ある乳児院です。

現在は乳児院の他に、聖ピオ保育園を運営しており、昔から変わらず児童福祉に力を注いでいます。

定員は現在60名にまで拡大しており、かなりの大規模な乳児院であると言えます。

児童福祉に長年携わってきたからこそ、さまざまな他の施設にない特徴を作り上げ、子ども達に快適な環境を提供しています。

check①

まず、子ども達を取り巻く生活環境は、基本的に木で作られたもので構成されています。子ども達に解放感を感じ、自然と常に触れ合える環境を作り出そうとした結果、今の形に落ち着いたようです。

大規模と言っても行っているのは担当制グループ保育で、何か特別な事情がない限りは特定の保育士が子ども達と時間をかけて愛着形成を行っていきます。

その中で子ども達も他者との関係性作り、安心できる環境を得るので、非常に子ども達のことを考えたきめ細やかな配慮がなされた乳児院と言えます。

check②

そしてもう一つ注目したいのが、子ども達が家庭に戻る、または里親のところへと引き取られるさいの対応です。

子ども達はいくら保護者であったり、愛着関係を作ってきた里親であっても、環境が突然変わると戸惑うものです。

聖オディリアホーム乳児院では子ども達のその戸惑う気持ちを受け止め、スムーズに新しい環境に慣れることができるように、保護者と里親と連携を取りながら環境作りを進めていきます。

児童福祉を極めているからこそ気付く、こういった細かい部分まで拘る姿勢こそ、乳児院の本来あるべき姿と言えるでしょう。

聖オリディアホームの保育士求人、給料、賞与について

※閲覧時期やその他の事情により、最新の情報と異なる場合があります。もっと詳しい求人情報についてはご自身で確認をお願い致します。

基本給は19万円からで、保育士の平均である18万円から見ると十分高いと言えます。

夜勤手当などを含めると、21万円から24万円程度が月収になることが考えられます。保育士の給与としてはいいほうですね。

乳児院で働くうえで不安に思うのが夜勤の存在です。夜勤が自分に務まるのか、体がついていくかと心配する人もいますが、聖オディリアホーム乳児院では、夜勤明けの日、そしてその次の日は必ず休みにしてくれるのでしっかりと体を休めることができます。

また、嬉しいことに祝日はお休みがもらえるので、家庭を持った保育士でも子育てをしながら働きやすい環境だと言えます。

聖オリディアホーム乳児院の看護師求人、給料、賞与について

※閲覧時期やその他の事情により、最新の情報と異なる場合があります。もっと詳しい求人情報についてはご自身で確認をお願い致します。

月収は手当+夜勤手当などを含めると21万～23万円前後になります。

賞与は年に2回貰えるので嬉しいですね、最近では乳児院の中で賞与を1回のみにしているところもあるので、2回もらえる聖オディリアホーム乳児院は高待遇と言えます。

また、3.9ヶ月分というのも乳児院で働く看護師の中では高い方です。

何より注目したいのは、年休の多さです。年休が120日というのはなかなかありませんし、自分の時間を確保するのにも十分でしょう。

どうしても自分の家庭を持ったり、子どもが生まれると仕事をセーブしなければと辞めてしまう人も多いですが、年休が多い聖オディリアホーム乳児院ならば結婚・出産後も安心して働くことができます。

乳児院ではたまに小児経験者を優遇したり、経験者のみの募集を行うこともありますが、聖オディリアホーム乳児院ではブランクがある人や、未経験者でも受け入れてくれるので嬉しいですね。

乳児院に憧れている人は誰でも働くことができます。

【東京都中野区】聖オディリアホーム乳児院の基本情報

年休が多いこと、賞与が2回もらえることは大きいですね。ブランクありでも未経験でも挑戦できるので、乳児院働いてみたいと思っている看護師・保育士は誰でも応募できます。

また、日勤のみの勤務などの相談にも乗ってくれるので、働ける時間が限られている人でも働きやすい職場環境になっています。

聖オリディアホーム乳児院の掲げる基本理念と施設の運営方針、施設の保育方針について

基本理念：愛をもって愛を育てる子どもたちが愛にあふれ、その愛を人に分け与えることができるよう、シスター・オディリアの精神を受け継ぎ、愛をもって愛を育てます。

キリスト教の教えと、キリストに従事したシスター・オディリアの愛溢れる精神を現在も忘れることなく、保育者達で共有し温かな愛情を子ども達に惜しげもなく注ぐという素晴らしい理念ですね。

施設の運営方針
１．グループ担当制を基本とし、家族として子供一人一人を大切に養育します。
２．安定した家庭への早期復帰を目指し、保護者に対して育児支援、カウンセリング、社会的サポートを整えます。
３．職員は専門職としての自覚を持ち、チームワークを大切にして自己研鑽に努めます。
４．行政や地域と連携しながら、地域福祉の向上に貢献します。

子ども達一人ひとりが安心かつ自分のペースで成長するには、グループ担当制で保育士が細かく子ども達に合わせた援助を行うのが一番です。

家族の役割を保育者は意識し、子ども達に愛情を与えていきます。家庭的な雰囲気を大切にする聖オディリアホーム乳児院らしい温かな運営方針です。

そして、やはり子ども達が親許になるべく早く帰れるように、保護者が育児で悩んでいる場合はアドバイスと改善の手伝いを、何か経済的に困窮している場合も支援しながら社会復帰を目指し、子どもを養育できる環境を一緒に整えます。

また、保護者自身が被虐待児であった場合や、何らかの疾患が原因でネグレクトや虐待に走ってしまう、子どもを養育できない場合は、その根本的な問題を解決するためにカウンセリングも行っています。

子ども達が安心してこの先暮らしていけるように、根本的な問題解決に取り組む素晴らしい乳児院です。

地域の人の理解・協力を得ることも大切な乳児院の役割です。保育者同士も自分の独りよがりの保育にならないように配慮しつつ、他の保育士と連携を取って子どもはもちろんですが保育者自身の成長も促します。

施設の保育方針
乳幼児期は、心と体の基礎が築かれる大切な時期です。様々な理由により、大切な保護者と一緒に暮らすことができなくなった子どもたちが、安心して生活ができ、「生まれてきてよかった」と感じられるような保育を目指します。
０歳児：安心感、信頼感、愛着関係を育みます。
１歳児：自立への第一歩を支えます。
２歳児：生活習慣を身につけ、更に、社会・文化の習慣などの世界を体験します。
３歳児～５歳児：安心できる生活を基盤に社会適応のための体験をします。

どんなに幼く、乳児の時期であっても、保護者から何かしらの被害を受けた子どもはそのことを忘れられず、なかなか大人はもちろんですが他者とコミュニケーション・信頼関係を持ちにくくなる傾向があります。

試し行動も他の子ども達より強く出る場合が多く、子ども達は心に深い傷を負っていることがほとんどです。

中にはその気持ちを持ち続け、自分が生きていることに関しても自信が持てず、疑問に思ってしまうこともあるのです。

その子ども達の孤独な心に寄り添い、「あなたは生まれて来てくれてよかったんだよ」と優しく受け入れ、子ども達の自己肯定感を強くしてあげるのも保育者の重大な役目です。

それをしっかりと意識できるように保育方針に入れている、流石児童福祉を昭和16年から続けている施設ですね。